岡山大学発ベンチャー・ABABA(株)が日本の人事部「HRアワード2024」人材採用・雇用部門最優秀賞を受賞
岡山大学発ベンチャー認定企業ABABA株式会社は、10月24日、日本の人事部「HRアワード2024」(主催:「HRアワード」運営委員会、後援:厚生労働省)において、人材採用・雇用部門 最優秀賞を受賞しました。
「日本の人事部」は、日本最大級の人事向け情報プラットフォームです。「HRアワード」は、日本の人事部により、企業の人事に関する先進的な取り組みを評価し、優れた事例を広めることを目的として実施されており、公正で透明な選考プロセスを採用していることから、全国の人事関係者から高い評価を得ています。
13回目を迎える2024年の「HRアワード」では、全国から404件の応募があり、日本の人事部会員アンケートと、選考委員会による最終選考を経て、14組の最優秀賞・優秀賞が決定されました。
ABABAは、企業と学生をマッチングするためのプラットフォームを提供しており、特に「最終面接で惜しくも不採用となった学生」に再び採用の機会を提供するユニークなサービス「お祈りエール」で注目を集めています。
この「お祈りエール」は、不採用通知(いわゆる「お祈りメール」)を受け取った学生に対し、新たな就職のチャンスを提供するサービスです。不採用となった学生のデータをABABAのプラットフォームを通じて他の企業に共有し、企業と学生との新たなマッチングを図ることで、学生は再挑戦の機会を得ることができ、企業側も優秀な候補者との新たな出会いが増えるという双方にとって有益なシステムです。
この革新的な仕組みが、学生と企業の双方のニーズを満たすものとして、今回の受賞に至りました。
ABABAの代表取締役社長であり、本学社会文化科学研究科に所属する大学院生でもある久保駿貴さんは、受賞に際し「私たちのミッションが評価されたことを非常に光栄に思います。
後輩の皆さんに伝えたいのは、失敗や不採用がゴールではなく、そこから新しいチャンスが生まれるということです。
皆さんが挑戦し続けることで、道は必ず開けます。
ABABAはこれからも学生と企業をつなぐ新たな価値を創造し、皆さんが自身の可能性を信じて前に進むための力となれるよう、さらに成長していきます」とコメントしました。
今後も本学は、地域社会や企業との連携を強化し、社会に貢献する優れたベンチャーの育成に取り組んでまいります。
【本件問い合わせ先】
岡山大学スタートアップ・ベンチャー創出本部
E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
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