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お知らせ

ACTIVITY

岡山大学発ベンチャーが開発したVRを用いて、岡山大学病院薬剤部で新人研修を実施

岡山大学病院薬剤部は、5月16、17、22日の3日間にわたり、同部の東恩納司主任の主導により、仮想現実(Virtual Reality: VR)を活用した新人研修を実施しました。
本研修は、同部の木村郁哉薬剤師が起業した岡山大学発ベンチャー・株式会社 Medswell[New window]サワイグループホールディングス株式会社[New window]および株式会社白獅子[New window]が共同で開発したVRコンテンツ「KimBen pharma VR」を用いて実施しました。KimBen pharma VRは患者宅を模したVR空間内を自由に移動・探索できるコンテンツで、VR空間内にはお薬カレンダーやpersonal health record(PHR)が確認できるスマートフォン、吸入デバイスなどが配置され、学習者はこれらから情報を収集し薬剤師としての判断を下します。
今回の研修では、13人の若手薬剤師が参加し、それぞれの判断に対して東恩納主任よるフィードバックを受けました。今回の研修の結果から、経験年数により確認するポイントや確認に要する時間に有意に差があることがわかりました。研修を受けた薬剤師からは「フィードバックを受けることでベテラン薬剤師の視点や思考を学ぶことができ、また、PHRの活用方法を体験することもでき、勉強になりました。また次回を楽しみにしています」との感想が寄せられました。現在は、次回の開催に向け、別のシナリオを準備するとともに、病棟を再現した空間の作成を進めています。今後とも、新人薬剤師にとってよりよい研修となるよう取り組んでいきます。

【本件問い合わせ先】
岡山大学病院 薬剤部 薬剤師 木村郁哉
TEL:086-235-7650
E-mail:ikimura◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。

VRゴーグルをつけて研修を受ける薬剤師