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お知らせ

ACTIVITY

非接触・非装着型のトレーニングツールの利活用から生まれるイノベーションにつ いてアイディアを検討する「岡山リビ ン グラボ」を開催

本学大学院ヘルスシステム統合科学研究科とおかやまスタートアップ支援拠点運営委員会は9月27日、企業関係者や学生、地域住民など多様な参加者が地域の課題解決に向けたテーマについて討議し、革新的なサービス・商品のアイデア等の創出を目指す「岡山リビングラボ」を岡山駅前「イコットニコット」内のスタートアップ支援拠点「ももたろう・スタートアップカフェ」でオンラインと同時開催しました。

岡山リビングラボはオープンイノベーションを促進するため、2019年から開催しています。
28回目となる今回はTANOTEC株式会社の三田村勉社長をお招きし、同社の活動や製品等について説明いただいたのち、参加者全員で同社の非接触・非装着型のトレーニングツール「TANO」を活用した事業アイデアについてワークショップ形式で検討を行いました。

TANOTEC株式会社の三田村拓也社長

スタートアップ企業であるTANOTECは国内の複数自治体での導入実績や大手企業との連携事業、さらに中国、韓国、台湾、香港などアジア圏における事業展開を行っています。
また、令和5年度には日本医療研究開発機構(AMED)の「ロボット介護機器開発等推進事業(開発補助)」にも採択されるなどの実績を有しています。

ワークショップでは、学生や社会人が一体となり活発な意見交換が行われ、Googleマップと連携して介護施設にいる高齢者が自宅周辺を散歩している気分になれる仕組みの提案や、TANOTECのゲームを活用してスポーツのトッププレーヤーの動きをトレースすることで部活動の指導教員の負担軽減を図る方法、さらに、一次産業の人手不足や後継者育成を視野に入れた子供たちの職業体験プログラムなどの新たな視点から様々なアイデアが出されました。

グループディスカッションの様子

これらの提案に対して三田村社長からは示唆に富む講評をいただき、参加者との議論を深めました。

岡山大学は、引き続き地域と連携し、オープンイノベーションの創出に向けて取り組みを継続してまいります。

TANOTEC株式会社の詳細は、公式ホームページをご覧ください: https://tanotech.jp/