学生が企業の課題の解決策を提案する「ビジネスアイデアソン」を開催
岡山大学 IMaC(イノベーションマネジメントコア) ベンチャー支援フィールドは6月30日、岡山県よろず支援拠点と連携し、県内大学生が岡山県内の中小企業が抱える課題を解決するためのアイデアについて考え、提案する「ビジネスアイデアソン」をクリエイティブコワーキングスペース 「TOGITOGI」で開催しました。
今回のビジネスアイデアソンでは、まず岡山市の老舗せんべい屋「株式会社鈴木屋」、湯原温泉の旅館業「有限会社トラベルシリウス」の担当者が登壇し、それぞれが抱える課題について提示。これを受けて、本学学生を中心とする参加者は、数グループに分かれてグループワークを実施し、それぞれの企業の担当者を交えて、提示された課題の解決に向けたアイデアを出し合いました。
最後に各グループが練り上げたアイデアを発表しました。株式会社鈴木屋の「今後、どのような販売形態で勝負すればよいか」という課題に対しては「タピオカのように若者が好んで食べるようにするマーケティングを行う」などの提案がありました。また、有限会社トラベルシリウスの「若者が湯原温泉地域に訪れるきっかけ作りはどうすればよいか」という課題に対しては「インフルエンサーを起用したPRを行う」などの解決策が提案されました。
提案にあたっては、参加企業の新入社員の立場になりきってプレゼンテーションするグループや、自身の研究活動を組み合わせた新規サービスを売り込む参加者が現れるなど、個性豊かな発表が行われ、会場は大いに盛り上がりました。
各グループの提案発表後には、交流会が行われ、企業担当者と参加者は熱心に話し込んでいました。
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